ムシュ出身のピラウ売り風ヒヨコ豆のピラウ

ギョズレメに続き、ヒヨコ豆のピラウもオルハン・パムクの小説に出てきて美味しそうだったので作ってみました。

このヒヨコ豆のピラウは章のタイトルにもなっていて、簡単な作り方が書かれてはいるのですが、いざ作ってみると謎が深まるばかり。

中でも1番悩んだのは塩について一切書かれていないこと。

こしょうは書いてあるのに塩については全く書かれていないので、塩は入れるのか入れないのか、まるで探偵になったような気分で考えました。

書かれていないなら入れないのかしら?それとも当たり前すぎてあえて書かなかったのかしら。普通塩は入れるもんだし、入れた方が美味しいわよねぇ……?

最終的に、我が家ではピラウには塩を加えず、添えた鶏肉には塩を加えて炒めました。

あとはタイムはホールかパウダーか?にんにくはそのままかスライスするのか?などなど。

また、鶏肉は今回は手羽元を使いましたが、本当はクリスマスのときに食べるローストチキンのような部位を使うのではないかなと思います。

それから、小説ではヒヨコ豆と鶏肉は一緒に煮たりはしていません。でも一緒に煮た方が簡単だし(笑)、鶏のお出汁とヒヨコ豆の甘みがお米に染み込んで、これはこれでとっても美味しいです。

想像力を駆使する一方で簡単さも追求した我が家流の作り方、ぜひお試しあれ。

材料
・乾燥ヒヨコ豆・・・150ℊ
・米・・・2合
・鶏手羽元・・・5本
・にんにく・・・2かけ
・タイム(ホール)
・塩
・こしょう
・オリーブ油

作り方
1.乾燥ヒヨコ豆は一晩水に浸して戻します

2.鍋にヒヨコ豆と戻し汁、鶏手羽元を入れて火にかけ、ヒヨコ豆が柔らかくなるまで煮ます(活力なべを使う場合は水200㏄、1、鶏手羽元を入れて火にかけます。赤のおもりが大きく揺れ始めてから1分したら火を止めます。弁が下がったら蓋を開けます)。鶏手羽元を出して粗熱を取ります。

3.フライパンにオリーブ油を熱し、米を炒めます

4.炊飯釜に3を入れます。2のヒヨコ豆を加え、ゆで汁を2合の目盛りまで加えます。足りなければ水を足してください。炊飯器で炊きます

5.鶏手羽元の粗熱が取れたらほぐし、骨を取ります

6.フライパンにオリーブ油を熱し、5、薄くスライスしたにんにくを炒めます。途中でタイム2~3振り、塩こしょう少々を加えてさらに炒めます

7.ピラウが炊けたらお皿によそい、お皿の脇に6を添えます

ちなみにこのピラウが出てくるパムクの小説はこちらです。今上巻を読み終わったところですが、とってもおもしろいです。主人公メヴルトを中心として人々の生活が生き生きと描かれていて、まるで自分も隣人のひとりになったかのような気分になってきます。トルコの食べ物が効果的に使われているなと感じます。また、トルコ料理は世界三大料理のひとつでもありますし、業務スーパーなんかでもトルコ産の食品が結構あって、トルコって本当に自然豊かで農産物が美味しい国なのだなぁと感じます。

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