世界のビーツのサラダ〈その他の国〉
今回はオーストラリア、モロッコ、ギリシャのビーツのサラダです。
ローストビーツのサラダ Roasted Beets Salad
一応オーストラリアのサラダと紹介してますが、ビーツ+緑のサラダ野菜+フェタチーズ+クルミは世界各国で定番の組み合わせのよう。食べてみると合います、合います!私はこのサラダすっかり気に入りました!サラダ野菜はベビーリーフなどでも。お好みのものを使ってください。また、ドレッシング、作ってはみたのですが、フェタチーズの塩気とビーツの甘みがしっかりあるのでオリーブ油をかけるだけでも十分です。
今回ビーツをオーブンで焼いてみたのですが、これが美味しい!個人的にゆでるのよりもはるかに美味しかったです。たとえていうならにんじんの甘み・歯応えとかぶの柔らかい食感という感じです。甘いのでちっちゃい子でも何もつけずにそのまま食べられます。ビーツを見つけたらぜひ試してみてください!
材料(2人分)
分量は目安です。お好みで加減してください。
サラダ | |
ビーツ | 大1個 |
ルッコラ | 1~2束 |
フェタチーズ | 100g |
クルミ | 10粒くらい |
ドレッシング | |
オリーブ油 | 小さじ4 |
赤ワインビネガー | 小さじ1 |
塩 | 1㏄スプーン1杯(小さじ4分の1弱) |
黒こしょう | 少々 |
作り方
1.オーブンを200℃に予熱します。
2.ビーツは洗って皮をむき一口大に切ります。オリーブ油小さじ1(分量外)をまわしかけて油が全体につくように軽く混ぜます。
3.オーブンで30分焼きます。焦げてきたらアルミ箔をかぶせてください。竹串がすっと通ったらOKです。
4.ドレッシングの材料をすべて混ぜ合わせてドレッシングを作ります。
5.ルッコラは洗って4.5cmの長さに切り、水気を切ります。
6.フェタチーズは角切り、クルミは大きいものは半分の大きさに切ります。
7.器にルッコラ、ビーツ、フェタチーズ、クルミをのせ、ドレッシングを添えます。ビーツがまだ少し温かいうちに食べるのがおすすめです。
モロッコのビーツのサラダ Moroccan Beet Salad
クミンの香りがエキゾチックで食欲をそそるモロッコのサラダです。ビーツはゆでたものを使うのが一般的なようですが、個人的にローストした方が好きなのでオーブンで焼いてみました。
材料(2人分)
ビーツ | 1~2個 |
イタリアンパセリ | 1パック |
オリーブ油 | 適量 |
レモン汁 | レモン4分の1個分 |
塩 | 2つまみ~ |
黒こしょう | お好み |
クミンパウダー | お好み |
作り方
1.ビーツは皮をむき食べやすい大きさに切ります。ボウルに入れてオリーブ油小さじ1を加え全体にからめます。
2.天板に並べ、オーブンのグリル機能で30分ほど焼きます。
3.細かく刻んだイタリアンパセリ、レモン汁、塩、黒こしょう、クミンパウダーを加えて混ぜます。今回はローストする前にオリーブ油を入れたのでここでは加えませんでしたが、お好みでオリーブ油も加えてください。
ビーツのヨーグルトサラダ patzarosalata
ギリシャのビーツとギリシャヨーグルトを使ったサラダです。このサラダ、簡単そうで難しい……。というのもギリシャヨーグルトは酸味が少なくてマイルドです。なので酸っぱいヨーグルトに慣れているとその感覚のままで味つけしてしまい「想像した味と違う……!」となりやすいです。
また、不思議なことにビネガーを加えるともちろん酸味が強くなるのはなるのですが、それと同時にヨーグルトのやさしい味わいが引き立つんです。ギリシャヨーグルト奥深し……。ですのでギリシャヨーグルトを使うときにはこちらもそれを意識しておく必要があると思いました。もはやヨーグルトというよりは生クリームと思って作った方がいいかもしれません。加えてこのサラダはビーツの独特の甘みもあり、意外とハードルの高いサラダでした。ビネガーは今回は赤ワインビネガーを使って作りました。
材料(2人分)
ビーツ(缶詰) | 汁気を切って120g |
ギリシャヨーグルト | 180g |
クルミ | 30g |
ニンニク | 1片 |
オリーブ油 | 小さじ1 |
ビネガー | 小さじ1 |
塩 | 小さじ4分の1~ |
作り方
1.ビーツは食べやすい大きさに切り、クルミは粗く刻みます。
2.ボウルにヨーグルト、すりおろしたニンニク、オリーブ油、ビネガー、塩を入れよく混ぜます。
3.ビーツとクルミを加えて混ぜます。
4.器に盛りつけます。