1年間毎日野菜を350ℊ以上食べ続けてわかったこと

こんにちは。以前1か月間毎日野菜を350g食べてわかったことということをしてみた一家です。

それからしばらくの間中断していたのですが、コロナ禍かつ2人の幼児のいる我が家、少しでも健康的な食生活が送れればということで昨年の1月から再開し、気づけば1年間野菜を毎日350ℊ以上食べる生活をしていました。

やり方としては、我が家は子ども2人(4歳・1歳)、夫、私の4人家族なのですが、1歳の子どもの分は含めず、ひとり350ℊ×3人=1050ℊで、毎日1050ℊの野菜を食べるようにしました。

とはいえ、4歳の子どももさすがにそれだけの量を食べるのは難しいので、実際のところ夫と私で350ℊ以上の野菜を食べていることになっています。

ちなみに「野菜だけの食事」について知りたくて我が家の野菜350ℊの記事にたどり着かれる方もいらっしゃるようですが、我が家は肉や魚などの動物性食品も食べています。野菜だけの食事について知りたい方はヴィーガンやWFPB(ホールフードプラントベース)、精進料理などを調べてみるといいと思います。

野菜を1日350ℊ以上食べ続けたメリット

これは実は1ヶ月間食べ続けたときと感じたことはあまり変わらず、はっきりと実感できたのは

・お通じがよくなった
・満腹で食べ過ぎた―!と思っても体重がそこまで増えてないことが多い

ということです。この2点に関しては、野菜は水分や食物繊維を多く含んでいることを考えると納得できます。

野菜は他にも様々な栄養を含んでいますが、野菜を毎日350ℊ以上食べているからといって、まったく風邪を引かなかったり、体調を崩さなかったりということはなく、子どもが熱を出したりするとこちらも体調を崩しやすくなるし、仕事や育児に追われればイライラしてそれなりにストレスもたまります。私は1年以上週1回のランニング、約4か月前から毎朝筋トレをしていますが、身体への効果を実感するという点では、個人的には運動の方が効果を感じやすいように思います(筋肉がつく・代謝が上がる・頭がすっきりするなど)。

ただ一方で、体調不良を感じたりすることはあっても体調を大きく崩すことがなかったのは、毎日野菜を十分に食べていたおかげもあるのかもしれません。たとえばお通じがよくなったということは腸内環境もよくなった(→免疫力も上がるなど)ということにつながっているということもあるのではないでしょうか。朝はパン1枚、昼はコンビニのおにぎりだけ、夜はラーメンみたいな食事はできなくなりますしね(笑)なので逆に野菜を食べる量が不足してくると不調を感じたりすることが出てくるのかなと思います。

夫に何か効果を実感したか聞いてみると、「ベースの体重が減った」そうです。確かに夫は夜中にスナック菓子やら清涼飲料水やらカップラーメンやらを食べ、1歳の子どもを抱っこして歩くということはあっても運動習慣は特にありませんでした。それでも激太りするということもなく、一定体重を保っていました(だからといって夜中に食べるのはやめた方がいいです!)

どう食べていったか

季節によって異なってきますが、1年間ほど続けてみて、我が家では

朝大体500ℊ前後の野菜でお味噌汁を作り朝と昼で食べ、残り(約550ℊ)は夕食で食べる

という風にするとやりやすいと思いました。

う~ん、うちは毎朝パンなんだけどという方にはスープ、スムージー、温野菜のサラダなどはいかがでしょうか。とはいえパンにお味噌汁でも個人的にはありだと思います。あとは白味噌に牛乳や豆乳などを加えて和風ミルクスープなど。我が家ではよくやりますよ^^

余談ですが、御年97の祖母は店をしていて忙しかった頃、前日の晩に鍋に水といりこを入れ、野菜を切って冷蔵庫に入れておいて翌朝鍋に具材と味噌を入れるだけにしてお味噌汁を作っていたそうです。店をやめてからは自分で味噌を仕込んでいました。

先ほど「朝はパン1枚、昼はコンビニのおにぎりだけ、夜はラーメンみたいな食事はできない」と書きましたが、パンにはトマトや温めた冷凍かぼちゃ、おにぎりにはコンビニのサラダ、ラーメンはちゃんぽんにしたりたっぷりのもやしをつけるようにすると手軽に野菜を取り入れることができるのではないかと思います。

とはいえいくら野菜がたっぷり食べられるからといって、極端な話たとえば毎日脂質・塩分が多く含まれたラーメンを完食し汁まで飲み干してしまう生活が続くとやはり身体にいいとはいえません。漬物ばかり食べても身体によくないというのと同じです。野菜を350ℊ食べればあとは何でもOKというわけではなく、前の食事を揚げ物など油をたっぷり使った料理にしたらその次は油を使わない料理にするなど食べ方にも気をつけて日々の食事の中でバランスを調整していくことが大切だと感じました。

どんな野菜をよく使う?

年間を通じて一番重宝したのはキャベツです。我が家はほぼ毎週食材宅配でキャベツひと玉を購入し、ほとんど毎日欠かさずお味噌汁に入れています。あとはもやし、にんじん、玉ねぎなど。

秋から春にかけては重さのある白菜や根菜類、芋類が出回るので鍋やおでんにすれば結構あっという間に350ℊ食べられます。夏や端境期などはちょっと苦労しましたが、夏はトマト、とうもろこし、枝豆、長芋(、スイカ)などで、端境期はもやしなどでカバーしました。夏にはサラダ用のカット野菜も重宝しました。

また、ベースはキャベツとにんじんなどの根菜類(重さ・かさがありつつも比較的安価)ですが、その他にもできるだけいろいろな種類の野菜、特に葉物・緑色の緑黄色野菜は意識して取り入れるようにしています。

芋類は野菜に入れるかどうかは悩ましいところではありますが、たとえばじゃがいもはビタミンCが豊富に含まれているなど他の穀類にはない特徴もあるので、どうしても葉物野菜だけでは難しいときなどは必要に応じて計算に含めました。

野菜の調達方法

我が家は食材宅配、夫の実家が定期的に送ってくれる野菜、それでも足りないときはスーパーなどでまかなっています。重たくてかさばる野菜を家まで届けてくれる食材宅配は本当に便利でありがたい存在です。特にこれだけ野菜を食べる生活をしているとしょっちゅう野菜を買いに出ないといけませんし、牛乳や卵など野菜以外にも買わなければいけないものはたくさんあります。

今後の課題

子どもたちにもっと野菜を食べてもらいたい!ということです。簡単で美味しくて、できるだけヘルシーな子どもたちも食べてくれる料理をもっとたくさん増やしていければと思います。

それから1歳の下の子も離乳食から幼児食になるなど成長してきているので野菜の量なども増やした方がいいのかな?など検討中。

この1日野菜350ℊ生活もさすがに1年も続けているともう習慣化しているので、これからも続けていくつもりです。また記事にできそうなことがあればその都度出していこうと思うので、気長にお待ちいただければと思います^^

以上、1年間毎日野菜を350ℊ以上食べ続けてみてわかったことでした!

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